11月下旬から、道の駅「清川」と宮ヶ瀬ダムに新たな味覚が誕生した。一つは、宮ヶ瀬ダム水とエネルギー館内にあるレイクサイドカフェの「ダムカレー」。もう一つは、清流の館で販売されている「きよりゅんあいす」。ともに清川らしさ、宮ヶ瀬らしさを感じる商品で、既に人気を集めている。
ダムカレーとは、ご飯をダム、カレーを湖に見立てて盛りつけたカレーライス。全国各地のダムがある地域で販売されている。
宮ヶ瀬ダムでは過去にも同館のレストランでダムカレーが販売されていた。今年3月から、同館の飲食店を愛川町半原の服部牧場が担当することになり、レイクサイドカフェとしてリニューアルオープン。担当の山下将博さんがダムカレーの人気を聞き「うちでも作ろう」と、今年の夏頃から、レイクサイドカフェならではの新たなダムカレーの構想をスタートさせた。
新ダムカレーのポイントは、ご飯のダムにあるソーセージの「排水口」だ。ソーセージを引き抜くことでカレーの「水」が流れだし、観光放流を再現している。流れ出た先にはチーズやポーチドエッグがあり、混ぜ合わせ方でお好みの味を楽しめる。
ブロッコリーの「森」にパプリカの「紅葉」、ベーコンの「橋」など宮ヶ瀬ダムをジオラマで表現しており、子どもたちやダムファンから人気を集めている。
同カフェのダムカレーは1日限定10食程で1200円。甘口と中辛がある。現在は紅葉の秋バージョンだが、冬バージョンも予定されており、季節ごとのアレンジも楽しみの一つ。販売時間は午前11時から午後4時まで。
道の駅限定清川の味
11月21日にオープンした道の駅「清川」の拠点である清流の館では、村の基幹作物であるお茶を使った「きよりゅんあいす」が登場。冬季にも関わらず売れ行きは好調だという。
このアイスは、同館を担当する村産業観光課が「新しい村の目玉に」と、厚木市農業協同組合の協力を受けて作製した。パウダー状にした清川のお茶が練りこまれ、風味豊かですっきりとした味わいだ。
試作段階からこだわったのは、お茶のパウダーのきめ細かさ。少しでも粒が粗いと舌触りが気になるため、可能な限り細かい粒になるように工夫したという。試食には担当課職員だけでなく、大矢明夫村長も参加し、なめらかな食感に「これで行こう」と完成したのは11月に入ってから。まさにギリギリのタイミングで販売にたどり着いた。
「きよりゅんあいす」は1個250円(内容量120ml)。販売しているのは清流の館のみ。
![]() 清川産のお茶を使った「きよりゅんあいす」
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