新春恒例、愛川町最大のスポーツイベントである「愛川町一周駅伝競走大会」が1月13日(日)に開催される。第64回の今年は、「町民みなスポーツの町宣言」制定30周年として、記念事業も行われる。
三増公園陸上競技場をスタート・ゴールに、町内7区間約27Kmを走る同大会。町内の21行政区が出場する第1部には23チームがエントリー。事業所やクラブチームなどの第2部は21チームがエントリーし、合計44チームが町内を走る。
各行政区の意地がぶつかる第1部は、昨年3連覇を果たした細野区が4連続優勝を達成できるかに注目が集まる。
今年の細野区は、拓殖大学で箱根を走った苅田広野選手がメンバーから外れた。それでも中武泰希選手、中武泰雅選手をはじめ選手層は厚く、小正博文総監督は「11月から週3回の練習を重ねてきた。中学生も力をつけており、4連覇もいけると思います」と話す。
過去23回の優勝回数を誇る強豪・田代区は、山口優弥選手、生方勇気選手らベテランを中心に選手配置を見直した。「田代は全員駅伝。一番実力を発揮できる配置になっています。ミスなくつながれば、いい勝負ができる」と、木藤敦総監督は優勝を見据える。
過去に優勝経験は無いものの、毎年上位に食い込む角田区も虎視眈々と勝利を狙う。昨年は行政区で3位。冨沢公三監督は「今年は平賀丈一郎選手と佐藤圭介選手、吉川敦史選手の3枚看板。若い選手も伸びてきている」と語る。
当日のスタートは午前9時45分。ゴール予定は午前11時15分頃。
五輪メダリストも参戦
町民みなスポーツの町宣言30周年記念事業として、今大会は様々なイベントが企画されている。
ゲストランナーとして、シドニーオリンピック銀メダリストのエリック・ワイナイナ選手が参加。愛川町出身の萩原梨咲選手、苅田広野選手と「チームワイナイナ」を結成し、駅伝に参戦する。萩原選手は第1区、苅田選手は第2区と3区、ワイナイナ選手は第4区から第7区を走る。
このほか、同競技場では午前9時50分から「SC相模原によるサッカーレクリエーション」「おにごっこ」「ホールインワン」「腕相撲」などのミニレクリエーションも実施(雨天時は午前10時15分から高峰小学校体育館で開催)。子どもたちが走る「スポーツ少年団ミニ駅伝」は、今年は午前11時40分から行われる(雨天中止)。
さらに、昼12時10分からは、ワイナイナ選手への質問コーナーや記念撮影などがあるゲストイベントも行われる。
なお、当日の会場周辺は駐車場がないため、町役場からのシャトルバスが運行される。詳しくは、実行委員会事務局(町教育委員会スポーツ・文化振興課)【電話】046・285・6958へ。
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