愛川町の古民家山十邸で2月23日、あいかわ暮らすラボ(あいラボ)がこれからの社会を語り合うイベントを開催。町内外から約60人が集い、町内で実践している取り組みの紹介や、財政社会学者の講演などが行われた。
「この街で10年後、20年後をどう暮らすか」をテーマに、地域の未来像を語る場として有志が集いスタートした「あいラボ」。定期的に春日台で集いを開催しているが、今回は地域資源として近年利活用が活発になっている古民家山十邸を会場に「豊かな暮らし」や「人口減社会で必要な視点」などを考えた。
事例発表では、学校以外の学習サポートを必要としている子どもに学習支援などを行っている小さな森の学校〜ドテラ〜の野田由栄子氏や、地域に開かれた特別養護老人ホームとして取り組みを行っている愛川舜寿会の馬場拓也氏がこれまでの活動を紹介した。
また、慶應義塾大学教授の財政社会学者である井手英策氏は「頼りあえるまちづくりの可能性」と題して、家計調査などからみる世帯収入や、生活水準の価値観の変遷などを解説。近年の社会情勢を語り、ベーシックインカムの抱える問題点、行政と民間の連携の重要性、ライフセキュリティ強化など、これからの時代に必要な社会システムなどを語った。
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