任期満了に伴う愛川町議会議員選挙の投開票が10月4日に行われ、16人の新たな顔ぶれが決まった。トップ当選は現職の渡辺基氏(61歳・無所属)。投票率は49・52%で、過去最低となった4年前に比べて0・56ポイント上回った。
今回の町議選には定数16に対して現職13人、新人6人、元職1人の20人が立候補した。
当選者の顔ぶれは、現職12人、新人3人、元職1人。党派別では、公明党と日本共産党がともに3人と、議席を伸ばした。
現職では玉利優氏(72歳・無所属)が落選した。
1329票を獲得してトップ当選を果たした渡辺氏は、町議としての2期8年の実績に加え、教育と子育ての充実、防災・医療・福祉の充実、暮らしの充実を重点目標に掲げ、選挙戦を戦った。
開票結果を受け渡辺氏は中津の自宅で当紙の取材に対し「幅広くご支援をいただけた。自分のやってきたことがご理解いただけたと思う。11月には地方版総合戦略の議会説明がある。これからの愛川町を議論する重大な局面を迎える。ぬるま湯につかっていては愛川町が危機的な状況になってしまう。町の施策に是々非々で議論していきたい」とコメントした。
新人トップは岸上敦子氏
当選した新人のうち、最も多くの票を得たのは岸上敦子氏(46歳・公明党)の1284票だった。
半原の事務所で岸上氏は「愛川町に住み続けたいと思ってもらえるように、子育て支援を重点的に、実績を積み重ねていきたい」と話した。
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