大津に眠る川越藩士 資料展示と講演
幕末期、江戸湾沿岸警備を命じられた川越藩が横須賀大津に陣屋を築いた歴史などに焦点を当てた展示会「黒船来航 大津陣屋と川越藩」が大津観光協会の主催で催される。日時は3月8日(火)から13日(日)の午前10時から午後4時まで。会場は大津コミュニティセンター。入場自由。
異国船への脅威が高まる中、藩士らはこの地で10年にわたる任務を遂行。生きて故郷の土を踏めなかった者たちも少なくなく、大津には藩士らの墓が今も数多く残されている。同展示会では、川越市立博物館の協力で「アメリカ船図」などの貴重な資料が揃うほか、地元歴史サークル「大津探訪くらぶ」が幕末期の川越藩と江戸湾海防に迫る企画コーナーも設けられる。最終日の13日(日)には、川越市立博物館館長の大野正巳氏による「黒船来航と川越藩」と題した講演もある。時間は午後1時半から3時まで。聴講無料で50席用意(先着順)。立見自由。詳細は大津観光協会【電話】046(836)3531まで。
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