民主党を離党する意向を示している横粂勝仁衆院議員(=写真)は23日夜、市内で会合を開き、支持者に離党の意図を説明した。会場には報道関係者も含め約100人が詰めかけた。
離党の理由について、同議員は「政権与党に対する不信」を一番に挙げ、政府の震災対応を批判。「(与党が)第2次補正予算成立を先送りにして国会を閉会しようとしたことに政党政治の限界を感じた」と述べた。
出席者からは「一匹狼では何もできない」「もう少し(与党で)研鑽を積んでからでも遅くない」「国全体で震災復興に注力する時期にタイミングが悪い」など翻意を促す厳しい意見が相次いだ。「比例復活で当選したのだから議員辞職すべきでは」という声に同議員は「批判に反論するつもりはない。十字架として背負って、その批判を超えるような活躍をこの議席でしたい」と応えた。また、「(議席を返上し)愛知に帰って活動すべき」との意見には、「横須賀・三浦が地元」との認識で選挙区を変える意思がないことを示した。しかし、統一地方選敗北の原因については「私の責任が大きい。総支部長である私が地を這うように戸別訪問を重ねて、獲得した支持を候補者に配分できるようにすべきだった」と振り返った。
今後は無所属議員として活動していく考えだという。
横須賀・三浦版のローカルニュース最新6件
三浦半島芸人お笑いライブ4月11日 |
鷲尾理事長母校で講演4月11日 |
|
|
|
|