商店街で祝賀パレード 選手らの功績称え地域が企画
今夏、開催されたインターハイ等で優勝や入賞の成績を残した選手たちの祝賀パレードが、来月9日(日)に衣笠商店街で開かれる。熱戦を繰り広げた選手たちを祝福しようと地域が企画した。学生対象のパレードは市内で初めて。
インターハイ初出場で初優勝を遂げた三浦学苑サッカー部をはじめ、県立横須賀高校、陸上自衛隊高等工科学校、市立ろう学校の選手たちが今夏の大会で優勝や入賞を果たした。
三浦学苑と県立横須賀高校の地元・衣笠地区では、素晴らしい功績を残した選手たちを温かく迎えようと町内会や観光協会、商店主らを中心に結成された実行委員会が優勝祝賀パレードを企画している。当日は、三浦学苑吹奏楽部の演奏を先頭に、「優勝おめでとう」などと書かれた横断幕と幟が飾られている仲通り商店街内をゆっくりと練り歩く。過去に前例のないパレード実施にも「若い世代の活躍は大変嬉しく誇りに思う。買い物途中に少しだけ足を止めて、選手たちを労ってもらいたい」と衣笠観光協会の鈴木一男会長は話している。
一方で、市や市議会・商工会議所・体育協会なども中央駅前での報告会を準備。”オール横須賀”の体制で祝福する構えだ。市の教育委員会スポーツ課担当者は、「横須賀市民全員でこの目覚ましい活躍を称えたい。選手たちの今後の励みのためにも、ぜひ多くの人に足を運んでもらい一緒に祝ってほしい」と呼びかけている。
午前11時からの報告会は横須賀中央駅Yデッキ下の駅前広場にて。衣笠仲通り商店街での祝賀パレードは同日午後3時に開始され、その後JR衣笠駅前特設ステージで報告会を行う。
中央駅前会場についての問合せは市教育委員会スポーツ課【電話】046・822・8494、衣笠駅前会場は衣笠行政センター【電話】046・853・1611まで。
若き横須賀勢が大躍進 来月9日に市内で報告会
この夏開催されたインターハイと国際大会で横須賀の選手らが奮闘した。来月9日(日)には祝賀イベントが開かれ、喜びの声を報告する。
三浦学苑サッカー部
インターハイ初出場となった三浦学苑サッカー部は、選手の半数以上が市内出身者の地元色が強いチーム。県大会を2位で通過し、8強入りを目標に全国へ戦いを挑んだ。
初戦の徳島商業との1戦で勢いづいたチームは、全国大会の常連校である群馬の前橋商業や名門サッカー部の静岡学園といった並みいる強豪を退けた。初出場にして初優勝の快挙を達成に「想像以上の出来」と米山稔総監督は話している。
市立ろう学校竹花さん・鈴木さん
今年7月カナダのトロントで行われた第2回世界ろう者陸上競技選手権大会に市立ろう学校教諭の竹花康太郎さんと同校高等部2年の鈴木雅也さんが出場した。種目は男子棒高跳びで、先天性の難聴という境遇を互いに支え合い、教師と教え子の二人三脚で練習に励んできた。
4年前に行われた第1回大会優勝者の竹花さんは、今季自己ベストの4メートル60を跳ぶも、2連覇ならず銀メダルを獲得。また、鈴木さんも自己新記録となる4メートル05を跳んで8位に入賞した。
県立横須賀高校平野綾子さん
陸上競技女子800メートルで優勝したのは、県立横須賀高校3年の平野綾子さん。前日に行われた準決勝を首位のタイムで突破。決勝でも神奈川県高校記録となる2分5秒16の好成績を叩き出した。
これまで数々の陸上大会で共に競い合ってきたライバル川和高校3年の福里秋帆選手をゴール手前で追い抜き、0・78秒の僅差でフィニッシュする粘りの力走を見せた。なお、同種目では県勢として史上初の優勝を飾った。
陸上自衛隊高等工科学校カヌー部
直線コースで9艇の4人乗りカヌーがタイムを競う男子スプリントカナディアンフォア200メートルでは、陸上自衛隊高等工科学校が38秒925で優勝した。同校は出場した12種目中11種目で入賞する活躍を見せ、男子学校対抗でも51点をマーク。6年ぶり5度目の優勝も果たした。
同校は陸曹の自衛官育成校で、カヌー部は県内屈指の強豪。今年度も国際大会に参加するジュニア日本代表選手を輩出している。
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