賄(まかな)いメニューコンテスト 中間報告 人気独走「横須賀ぶっかけ飯」
料理人が厨房でこっそり食している「賄いメニュー」にスポットを当てたグルメコンテストが横須賀商工会議所の主催で開かれている。市内の飲食店20店が自慢のメニューでエントリー、一般投票で”賄いキング”を選出する初めての試み。メニューは全て500円のワンコインで、提供期間は2月末日まで。気になる投票の中途状況をまとめた。2月19日現在の投票総数は152票。
豪快に流し込む「男飯」
圧倒的な人気で首位を独走しているのが美味物問屋 うれしたのし屋(追浜町3の38)の「横須賀ぶっかけ飯」(=50票)。代表の下澤敏也さんが17年前に1人で店を切り盛りしていた時に「かっこんでいた」という賄いだ。納豆と卵に冷奴、魚介の切れ端などを豪快に混ぜ合わせて食べるスタイルで「半分残してあら汁をかけて、ざっざっと流し込むのがおすすめ」と下澤さん。今回、賄いメニューとして提供するに際し、食材はオール三浦半島産にこだわった。予想を超える好反響に、コンテスト終了後も裏メニューとして用意することを検討しているという。
大人の顔ほど巨大バーガー
うれしたのし屋を追いかけるのが、レストラン ラウナ(本町1の15)の「フィレオフィッシュバーガー」(=28票)。横須賀最大とされるネイビーバーガーのバンズに、白身魚のフライとたっぷりの野菜を挟んでいる。隙間の時間にいつでもかぶりつけるようにと、オーナーシェフの平野耕司さんが従業員のために用意していたものだそうだ。店舗の場所柄、基地の米兵からの注文も少なくない。
3位は、やきとり竜馬におまかせ(日の出町2の3)の「つくね長芋トロトログラタン」(=19票)。看板メニューの自家製つくねを使った和風グラタンは、ヘルシーさで女性からの支持を集めている。4位は、天ぷら 天平の「まかないかきあげ丼」(=14票)。海鮮具材たっぷりのかき揚げを丼にして提供。昆布と煮干しで丁寧にダシをとった味噌汁に手づくりの佃煮など3代目の平野高嗣さんの丁寧な仕事ぶりも評価につながっている。
投票は3月3日まで
このほかの参加店は、大黒堂(上町2の6)、上海亭 横須賀中央店(若松町1の4)、OTONARI3(汐入町2の38)、カギロイ(汐入町2の38)、沖縄料理と泡盛の店 ぬだいくわたい(野比1の8の26)、酒肴工房 百年の杜(久里浜1の5の15)、お食事・呑み処 縁(グリーンハイツ3の1)、Cafe e barラ サルース(米が浜通1の2)、炭火焼タイガー(若松町2の7)、やんちゃ家 横須賀中央店(大滝町1の19)、やんちゃ家 久里浜店(久里浜1の4の3)、地魚料理 なぶら(新港町6)、どぶ板食堂 Perry(本町2の19)、TSUNAMI CURRY&GRILL(本町2の2の8)、大八(汐入町4の55)、お好み焼き よし田(汐入町2の33の5)
料理人のアイデアが詰まった多種多彩な賄いメニューを味わえるのは今だけ! 投票方法は各店に掲出されているポスターなどを参照。
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