「カレーの街」勢い加速
横須賀市が「カレーの街よこすか」を掲げて15周年を迎える今年。ご当地グルメとしてすっかり定着した「海軍カレー」は勢いをさらに加速させている。日本最大級と銘打った「よこすかカレーフェスティバル」も来月10日(土)・11日(日)に控える。関連する2つの話題をピックアップした。
弘前りんごとコラボ
横須賀と青森県弘前の両商工会議所の物産連携で弘前りんごの入った「よこすか海軍カレー」のレトルト品が誕生した。
弘前市は全国の約20%のりんご生産量を占める一大産地。販路の拡大をめざす弘前商議所から商品化の依頼を受け、横須賀カレー本舗の鈴木孝博社長がカレーの具材として取り入れることを思いついた。完成した商品は「りんごの果肉から染み出した甘味がカレーの味を奥深いものにしている」と鈴木社長。1箱450円(税別)で3500食限定販売。若松町のYYポート横須賀で購入できる。
幻の味は商品化を待て
入場を待つ列が約1キロにわたって続く盛況ぶりとなった19日の護衛艦カレーグランプリ。会場の海上自衛隊横須賀地方総監部には総勢1万8千人が詰めかけた。海上自衛隊の艦船で隊員らに振る舞われているカレーの味を競うコンテストでは、来場者の投票で横須賀潜水艦部隊の「濃厚味わいカレー」がグランプリを獲得。24品目の食材をじっくり煮込んだ秘伝の味が大勢の胃袋をつかんだ。海自カレーの缶詰を商品化しているトライアングルでは、今回のナンバー1カレーをシリーズに加えるという。
![]() 目当ての味を求めて長蛇の列
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