地元劇団「素倶楽夢（スクラム）」 お龍像誕生に秘話あり
像をめぐる人々の思惑も描写
横須賀に根ざしたテーマを取り上げ、演劇活動を行う「演劇集団ＴＨＥ素倶楽夢」は、10月４日（土）・５日（日）に新作舞台「仏師」を上演する。
今作は大津町の信楽寺に安置されている坂本龍馬とお龍像を制作した、仏師・梶谷叡正さん（秋谷在住）がモデル。物語では夫婦像完成までの苦労や職人として全てを捧げ、信念を貫く仏師の想いが描かれている。そのほか、お龍のイメージに悩んでいた晩、夢枕にお龍の再婚相手・西村松兵衛が現れ、助言を仰いだ―など、梶谷さんが体験した不思議なエピソードも散りばめられている。
会場は深田台の市立青少年会館で、４日午後２時・６時、５日午後２時の３公演。入場料１８００円（前売り１５００円）、中校生５００円。（問）【携帯電話】０９０・４９４４・６８５６
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