長井海の手公園ソレイユの丘に、小型観覧車を目玉とする「ミニ遊園地」が整備されることになった。指定管理者の長井海の手公園パートナーズが自主事業として進めるもので、集客強化が主な狙い。年明け1月にも建設に着手し、7月下旬の完成をめざす。
「ミニ遊園地」低年齢層開拓
市内で初となる観覧車は、高さ36m、ゴンドラ16基、定員64人というミニタイプ。相模湾側にある温浴施設とレストランの間のスペースに設置される。諸費用は2017年から2022年までのリース契約で5億円程度になるという。
「富士山や江の島などを一望できるシンボルタワー。これにより施設の認知度を高めたい」と公園管理者は説明。このほかにメリーゴーランド、フロッグホッパー、ウォーターシューティングなどの遊具も整備する。既存遊具の大半が4歳以上を対象としているため、幼児が楽しめる施設を充実させることで来園者の増加につなげる考えだ。
2日に開かれた都市整備常任委員会で市がこの件を伝えた。一部の議員からは、「農業体験公園のコンセプトとの整合性」を問う声も上がった。
海岸直結の散策路も
来春には三浦半島初となるオートキャンプ場の開設も控えており、バンガローやテントサイトの建設がすでに始まっている。眼下の長浜海岸に直接アクセスできる散策路も整備していく方向で、気軽に磯遊びを楽しめるようにする。
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