横須賀市は今月17日、中央エリアにおけるまちづくりの「整備構想図」を公開した。同地区に対して、「市の顔となるさまざまな機能が集まり、賑わい溢れる中心拠点」という位置づけを明確にし、街全体の将来像を視覚化したもの。「中央エリアのゾーニング」の骨格を構成するのが、横須賀中央駅前の「にぎわい拠点」とドブ板通りや三笠公園につながる国道16号沿いの「観光拠点」。これを橋渡しする中央大通りのメインストリートを「にぎわい軸」に、市役所前公園をフェスティバル広場と名付け「文化軸」として音楽芸術の発信空間と交差させるイメージを描いている。
現在、同地区では6つの再開発準備組織が立ち上がっており、先ごろ地域住民らにより開発事業に対する「ガイドライン」も設けられた。景観への配慮を促す内容で、植栽や歩道の確保などを組み込んでいる。エリア構想図は再開発事業展開の中で、街のイメージを共有するためのもの。市担当者は「まちなか居住や来街者の増加など、相乗的な効果をもたらすよう実現に向けた整備手法を考えていきたい」と話している。
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