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半月板損傷 40歳以上は要注意 取材協力/ゆたか整形外科
「半月板損傷というとサッカーなどの激しいスポーツで起こると思われがちですが、実は加齢によっても起きやすい疾病です」と、ゆたか整形外科の川名院長は話す。
半月は膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨様の板。内・外側にあり、クッションとスタビライザーの役割を果たす。損傷すると膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じ、ひどい場合には、膝に水(関節液)が溜まったり、膝が動かなくなり、歩けなくなるほどの痛みが走る。
スポーツ等で体重が加わった状態での捻りや衝撃により半月だけが損傷する場合と、前十字靱帯損傷などに合併して起こる場合がある。また加齢に伴い半月が変性し、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起きやすくなるという。
川名院長は「保存的治療で改善しない場合や損傷が大きい場合は手術が選択されることもあります。放置すると損傷が悪化し二次的に関節軟骨を傷めることもあり、早めに受診を」と話している。
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