会見にはピカチュウも登場した
横須賀市は、世界的人気を誇るスマートフォンゲーム「ポケモンＧＯ」の大規模イベントを８月29日（水）から９月２日（日）の５日間、「三笠公園」「ヴェルニー公園」「くりはま花の国」の３会場で開催する。ゲームを楽しんでもらうとともに、横須賀の魅力周知やまちの賑わい創出も図る。
イベントの開催について今月４日、市役所で上地克明市長と「ポケモンＧＯ」の運営会社２者による記者会見が開かれた。
横須賀での開催理由について株式会社ナイアンティックの村井説人社長は、同社開発の位置情報機能を用いたスマホゲーム「イングレス」を活用した市の集客事業を事例に挙げ「土壌があり、連携の実績もある」とした。
期間中３つの会場では、日本で姿を見ることのできない「トロピウス」などの特別なポケモンが出現する。参加は無料だが事前応募抽選となる。市の担当者によれば、５日間で10万人超の参加を見込んでいるという。独・ドルトムントで先月開催された同様のイベントでは２日間で約10万人の参加があった。
上地市長は「風光明媚な自然とともにゲームを楽しんでほしい。イベントを機に横須賀の魅力も知ってほしい」と話した。
市内のホテルでは、早くも週末の８月31日と９月１日が満室となっているところも見受けられる。会場にほど近い、久里浜商店会協同組合の森下守久理事長は「飲食店を中心に、商店街を利用する人は多いはず。大いに期待したい」と喜んだ。
応募期間は７月６日（金）から20日（金）まで。特設サイトより希望日を選択して応募。当選者のみ参加することができる。
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