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横須賀・三浦 社会

公開日:2018.08.03

大衆芸で昭和の空気
横須賀の寅さん「啖呵売」

  • 長井の祭礼で「関東流」と「北九州流」のバナナの叩き売りを披露

 わたくし、生まれも育ちも横須賀衣笠



 平作神社で産湯をつかい、



 姓は横須賀、名は寅次郎 



 人よんで横須賀の寅とはっしやす──



 映画『男はつらいよ』でおなじみの口上をご当地流にアレンジ。テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎そっくりの衣装を身にまとい「バナナの叩き売り」などの啖呵売を披露する。



 平作在住の川田隆志さん。懐かしの話芸を引っ提げて市内の祭りやイベントなどで神出鬼没の活動を展開している。



 芸歴は2年と浅い。衣笠の青果店に勤めていたとき、商店街を行き交う人の足を止めようと、見よう見まねで口上セリフを発したのがきっかけ。以来、古典大道芸の書物などを読み漁りレパートリーを増やしていった。



 「見物客を楽しませ、気分を載せて商品を売りさばく。駆け引きや場の空気感がたまらない」と川田さん。本業は調理師だが、趣味の範囲で芸を磨いていくという。



 出演依頼は【メール】tk25.5cm@gmail.com

 

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