「音楽にあふれた、ワクワクする街づくり」を標榜する横須賀市の上地克明市長は今月21日、商店街の一角や駅前の公共スペースを使って路上ライブなどのイベントを仕掛けていくことを発表した。民間事業者やアーティストと協力して市内の音楽活動を盛り上げる。専用のWEBサイトも立ち上げ、活躍の場を求めるアーティストと出演を依頼したいイベント主催者をつなぐマッチングなども行っていく。9月16日(日)にキックオフライブを横須賀中央〜ドブ板通り一帯で催す。
「ヨコスカ街なかミュージック」と題した新規事業で、今月初旬に開いた若手音楽家を発掘するオーディションに続く上地市長の”エンタメ施策”の第2弾。人目に触れやすい場所で多彩なジャンルの生演奏を恒常的に行うことで、街に元気と活力を与えることを狙う。商店街などが主催するイベントや集客施設と連携しながら、月に2回程度ライブを実施していく計画。今年度は横須賀中央と衣笠で展開し、順次対象エリアを広げる。
21日に開かれた記者会見には、地元ゆかりのアーティスト、ミュージシャンと同事業を盛り立てる関係者が一堂に顔を揃えた。ハイランド出身のプロジャズドラマー、力武誠さんは「発信の場を得られることに喜びを感じている。音楽が街中で鳴り響いていたかつての横須賀を呼び戻したい」とコメント。ミセス ガラナのユニット名で活動するギタリストのTetsuさんは「音楽家は個の活動が中心になりがち。上地市長の考えに賛同するとともに新しい環境を歓迎する。この取り組みを横須賀全域に広げたい」と期待を話した。
音楽情報を一元発信
横須賀の音楽をキーワードとした情報を一元化して発信する「よこすか街なかミュージックWEBサイト」(【URL】http://music.etm-yksk.jp/)も開設された。
プロ・アマを問わず、アーティストが自らの活動やライブの出演情報を発信できるほか、イベントの主催者などが出演してくれるアーティストを探せる機能などを持っている。
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