横須賀市は横浜DeNAベイスターズの練習拠点集約のため閉鎖になった追浜公園第2・第3球場の代替地として、浦郷町に「夏島グラウンド」を整備した。今月29日(土)にオープニングのセレモニーを開き、10月1日(月)から供用開始となる。
軟式・ソフトの専用球場
新たなグラウンドが設けられたのは、リサイクルプラザアイクル横の市有地。一昨年、横浜DeNAベイスターズが総合練習場など2軍拠点を横須賀スタジアム周辺に集約することが決まり、これまで市民が利用していた追浜公園第2・第3球場の代替地として、同地と佐原のリーフスタジアム横に整備されることになった。所在地は浦郷町だが、貝塚通りや都市緑地など近隣に「夏島」のイメージが強い場所のため、「夏島グラウンド」の名称となった。
当初は今年3月に竣工の予定だったが、護岸埋設物の撤去に時間を要したため、10月からの供用開始にずれ込んだ。敷地面積は約1万5千平方メートル、利用できる種目はソフトボール2面と軟式野球。ソフト専用球場は近隣に少ないため、「大会誘致がしやすくなる」と市担当者は話す。同グラウンドを管理運営するのは、シティサポートよこすか・横浜DeNAベイスターズの共同事業体。追浜公園と夏島都市緑地と合わせた指定管理者となっている。
9月29日には、午前10時からオープニングセレモニーを開催。市長による始球式の後、来賓や市内のソフトボール選手、関係者らがホームラン競争を行う予定。
スポーツの街 整備着々
追浜地区では横浜DeNAベイスターズの総合練習場移転、2軍拠点の集約を契機に「スポーツを核としたまちづくり」に取り組んでいる。横須賀スタジアムの改修やリニューアル構想の策定に併せて商店街のにぎわい創出に繋げたい考え。総合練習場の供用開始は来年夏を予定しており、関係施設の整備が進む中で、地元関係者は「地域が一体となってスポーツの街の機運を高めていきたい」と話している。
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