コーヒーは”飲む”から”自分で淹れる”時代へ―。都内を中心に、コーヒーの淹れ方や豆の焙煎方法などを学ぶ人や道具を扱う店舗が年々増加傾向。横須賀でもそうした楽しみ方をする人が徐々に増えている。
上町のカフェ「RRROOM」の常連客を中心に今年4月から活動を始めた愛好会「コーヒーの会」もその一つ。市内のコミュニティセンターの調理室で定期的に集い、淹れ方や焙煎方法、豆の特徴などを学ぶ研究を重ねている。
メンバーの岡桂佑さん(坂本町在住)と坂本憲幸さん(若松町在住)は今月17日と18日に行われた競技会「すみだ下町ブリュワーズカップ」に挑戦。初出場で予選を勝ち抜き、準々決勝まで進出した。日ごろからシチュエーションごとに淹れ方を変えるという岡さんは「自分の味を客観的に評価してもらえた。今後の改善への道しるべになる」と振り返った。坂本さんは「雑味や酸味、渋みなどをより意識して楽しむようになった。安定した淹れ方を身に付けることが今後の課題」と話した。
講師を務める斎藤実さんは「横須賀でもさらにコーヒーファンが増え、自分が求める味を追求し、お互いに高め合うこうした輪がもっと広がっていけば」と話した。
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