横須賀市が今年8月、市立2病院体制の維持とうわまち病院の移転・建替えの方針を明らかにしたことを受け、市議有志らは今月19日、住民らの意見を聞くことを目的とした広聴会を開いた。
当日は51人が参加。冒頭では、これまでの経緯と、地域医療や自治体病院の経営問題を研究する城西大学教授の伊関友伸氏の専門的知見を紹介。その後、約10人ずつの4つのグループに分かれ意見を出し合った。
住民からは「移転方針の発表が唐突すぎる」「情報をもっと市民に伝えてほしい」「市民の声をもっと聴いたうえで決定を」といった行政に対する不満が全体的に見られた。
移転に反対する住民からは、街の衰退を危惧する声や現地建て替えを求める意見に加え「うわまちの移転ありきではなく、市立2病院を踏まえ市全体でとらえてほしい」との要望もあった。
移転する場合の用地については「地域のバランスを考えた場所に建てるべき」「交通の便を考慮した立地に」「災害の危険性も配慮してほしい」との声が聞かれたほか、具体的な移転場所について考える場面もあった。
広聴会は約1時間行われ、最後に各グループの代表が模造紙にまとめ発表した。
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