近年空き店舗に悩まされている中央地区の商店街に今月初旬から変化が表れ始めた。本町の「ショッパーズプラザ横須賀」が3月末で一時閉店となったことに伴い、同施設に入居していたテナントが周辺地区へ移転するケースが増えている。
1年半以上シャッターを下ろしていた老舗「ヤジマレコード」の跡地には雑貨店が新たに入居。横須賀モアーズシティには婦人服店、ショッパーズ前の国道16号線沿いには不動産店が移転し営業を再開している。中でも三笠ビル商店街では眼鏡店、雑貨店、理容店などが空きスペースに移転したことで、通りの賑わいを俄かに取り戻しつつある。ショッパーズがリニューアル開業する2020年以降に再び移転することも想定され、その対策が求められる。
三笠ビル商店協同組合の野坂英八理事長は「若い小売商店経営者が減っている厳しい現状の中、まずは商店街の顔ともいえる生鮮三品を扱うテナントの支援に力を入れて集客を促し、将来的には再開発も視野に話し合いを進めていきたい」と話した。
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