2020年改訂の教育指導要領に盛り込まれている小学校での「プログラミング教育」。横須賀市内で学習教室を開いている SMILE LABO(スマイル ラボ)(長沢/高橋嘉誉代表)では、小学生を”先生役”に5月1日・4日に市内で体験講座を開催する。
家電や生活に関するあらゆるもののIT化やAIの進化など、多くの身近なものにコンピューターが活用されている。こうした時代背景を受けて、来年改訂される小学校の教育指導要領では、「プログラミング教育」が盛り込まれている。
一昨年から、小学生を対象にプログラミング教室を開講している「SMILE LABO」では、タブレットやパソコンで「ビスケット」「スクラッチ」といったソフトを用いて、ゲームや図形の動画製作などに日々挑戦している。自分が作った作品のプレゼンテーションも行う。「子どもたちは吸収が早く、仕組みを体得しながら教え合っている。技術習得だけでなく、プレゼンのスキルを磨く場にもなっている」と代表の高橋さんは話す。
未来のリーダーを育成
そんな子どもたちの力を活かそうと昨年から「小学生が教えるプログラミング体験講座」を始めた。同教室に通う市内の児童が先生役となり、参加者に操作方法を教える企画。対象は、ひらがなが読める3歳以上の幼児と小学生。タブレットを使って、「自分の描いた絵を動かす」という体験ができる。高橋さんは「講師となる児童には教える・伝える―という経験も得られる。受け身の学習だけではなく、彼らのリーダーシップ教育にもつなげたい」と期待する。先生役児童を取りまとめる高橋悠人くん(野比小6年)は「教え方も工夫したい。プログラミングって何だろう―と興味のある人の参加を待っています」と意気込む。
今回は市の市民協働推進補助金交付事業として実施。会場は、5月1日(水)は市民活動サポートセンター(汐入駅前)、4日(土)はSMILE LABO事務局(長沢1の32の11・3階)で時間は両日とも午前10時〜11時10分〜の2回ずつ。参加無料で各回先着8人。問い合わせ、詳細は【電話】046・874・7676
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