観音崎の地名ルーツとされ、1986年に火災で焼失した観音像が33年ぶりに復元された。
高さ75cm。市内在住の仏師・梶谷叡正さんがクスノキを彫り、3カ月かけて制作した。焼失前に撮影したとされる写真を元に、十一面観音像の姿形を再現。工夫した点について「やさしく温かみのある表情にした」と話した。9月23日(月)に観音崎公園内に設置、正午に一般公開される。
今月4日には、復元に向け取り組んできた市民有志グループ「観音崎プロジェクトの会」が市内のホテルで開眼供養祭を行い、参加した関係者約50人にお披露目された。同会共同代表で、横浜港運協会会長の藤木幸夫さんは「市民運動によってできた真心の塊。今後も地域や観音様のために、皆さんとスクラムを組んでいきたい」と話した。
焼失したことで三浦半島に33カ所ある「三浦三十三観音札所」から外れていたが、復元により「番外」(旧十四番)として再び登録されることも発表された。
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