変化に富んだ自然景観と歴史文化を手軽に楽しめる散策ガイドブック『鎌倉&三浦半島 山から海へ30コース』(東京新聞)=写真=の改訂版が今月22日に発売された。
深田台在住で”山楽ライター”を名乗る樋口一郎さんが、2年前に出版した同名タイトル本をリニューアルした。
鎌倉と三浦半島を行政区分に従って5分割し、身近な秘境と歴史をコラボレーションさせた30本のコース紹介に変更はないが、この2年間で開発や自然災害によって環境に変化が生じた部分を見直した。各コースの象徴的な風景を写した写真は大幅な入れ替えを行っている。
本書では、散策路の状況や距離などに応じてハイキングレベルを表記、おすすめの季節も紹介している。名山・名海・名道・名森の10選や下山後に楽しめる15湯などの特集も面白くて役に立つ。同エリアの地質形成史や自然保護のホットスポット、植生分布といったアカデミックな内容も盛り込んでいる。著者の新コラムも追加された。
「3次元の自然風景に歴史の深みが加わることで4次元の世界に浸れる。ほかではない山歩きを楽しめる」と樋口さん。定価1400円(税別)。市内の書店で購入できる。
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