横須賀市役所9階市議会フロアのギャラリーが今月、「羅針の小径(こみち)」と新たに名付けられ、大幅にリニューアルした。市立横須賀総合高校美術部の歴代部員が描き、優秀な成績を収めた力作の絵画32点が展示されている。
市議会では6年前から同校美術部員の絵を議会フロアの廊下でギャラリー展示していたが、作品数は10点未満と規模が小さく、市民向けの広報は十分にされていなかった。今回は議会改革の一環として、展示点数を増やし、市民向けにPR。多くの市民が議会を訪れ、身近に感じてもらうことを目指している。
同校美術部は2003年の創部以来、歴代の部員が数々の賞を獲得しており、今年も全国規模の大会で多数上位に輝いている。主な展示作品は卒業生が在学中に描いた油彩画。作品横にはタイトルと作者名のほか、受賞歴や製作エピソードも記されている。
展示作品選定にも携わった青木哲正副議長は「市民に議会を少しでも身近に感じてもらえるきっかけになれば」と話した。
「羅針の小径」へは議会事務局での受付後、無料で入場でき自由に鑑賞できる。今後1年毎に展示作品の入れ替えを行っていく予定。
横須賀・三浦版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|