開国を迫るアメリカから使者として日本を訪れたペリー提督。来航から交渉、その後を歴史的背景を交えてまとめた私設文庫「ペリー来航始末記」が今月３日に発刊された。著者は坂本龍馬や幕末期にまつわる歴史研究、史跡探訪を行う「湘南海援隊」世話人の齋藤秀一さんと堀込孝繁さん＝人物風土記で紹介。
来航当時の世界情勢や条約交渉時の江戸幕府の対応、坂本龍馬をはじめとする幕末志士たちへもたらした影響などをわかりやすく解説。後半は三浦奉行所与力で、徳川家に殉じて函館で最期を迎えた中島三郎助の生涯も綴られている。
１冊６００円、日の出町の「やきとり竜馬におまかせ」で購入可能。
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