鴨居の神奈川県立観音崎自然公園たたら浜園地内に今月19日(土)、BBQやカフェなどを楽しめる新施設が誕生する。公園の有効活用策として民間の飲食店などを敷地内に誘致する事業で、県立公園としては初。新たな集客スポットとして公園敷地内をはじめ、将来的にはエリア一帯の活性化に繋げることを目指す。
今回の公募設置管理制度(Park―PFI)は都市公園の魅力と利便性の向上を図るために、公園の整備を行う民間の事業者を公募し選定するもの。民間のノウハウを活用することで、カフェやショップなどの集客施設、保育所やデイサービスセンターといった地域の人が集う施設の設置ができる。また施設から得られる収益を公園整備に還元できるなど、公園の運営・管理面でもメリットがある。
新施設の名称は「BEACH⇔PARK LIVING」(ビーチパークリビング)。観音崎自然博物館からほど近い東京湾を望める景勝地に立地し、総事業面積は約8350平方メートル。「海と公園の両方を楽しめるリビングのような空間」をコンセプトに、観音崎の豊かな自然の中でBBQができるほか、カフェやバーでは食事を提供する。BBQ利用では必要な機材が全て用意され、機材の準備やごみ捨て等はスタッフが代行。手ぶらでいつでも気軽に利用できるプランでは、国産肉や地元野菜などこだわり食材を提供。各ブースはウッドデッキで、テーブルやソファー、ハンモックなど人数や利用用途によって4種類用意している。
オープンに先立ち、先月末から予約を開始。ランチを中心に予約が入り始めている。BBQ利用はランチタイムの午前11時から午後3時と、ディナータイムの5時から9時の二部制。カフェスペースは11月から3月までに限り午後5時までとなる。BBQは最大約100人(17区画)で、繁忙期には臨時にテント型の簡易サイトも増設して対応する。
利用料金やプランの確認、予約等は施設HPから。
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