神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀・三浦版 公開:2020年9月18日 エリアトップへ

「繋いで稼ぐ」公務員と別の顔 横須賀市職員が法人設立

社会

公開:2020年9月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
代表理事の3人。左から山中さん、高橋さん、松田さん
代表理事の3人。左から山中さん、高橋さん、松田さん

 横須賀市役所の職員が先ごろ、ヒト・モノ・コトの地域資源を活かしてビジネスを展開する一般社団法人を立ち上げた。地場産品の販路開拓や加工品の開発を行うほか、シニア世代を意識した新サービスにも乗り出す。本業で培った人脈を活かし、稼いだ収益を地元に還元する仕組みづくりをめざす。同市役所の職員が兼業の形で法人を設立した例はこれまでにないという。

 法人名は「KAKEHASHI」(かけはし)。熱い想いを持つ人たちを繋げて理想を実現する”架け橋”となることをめざして名付けた。30代の中堅職員である高橋正和さん、山中靖さん、松田こずえさんの3人が代表理事を務める。

 地方公務員法は原則として営利目的の副業を禁止しているが、任命権者の許可を得れば時間外に限って許されるという。3人は上地克明市長に直談判。横須賀の将来に資する取り組みであり、職員の意識改革に向けたチャレンジであることを力説して承諾を得た。

 現時点で3つのプロジェクトを進めている。横須賀野菜の価値創造をテーマにした加工品開発、生花店と連携して1人暮らしの高齢者宅に生け花キットを届けるサービス、立教大の学生と協働した商店街の逸品づくりがある。これらの事業を軌道に乗せ、安定した収益を確保することで教育や人材育成の領域にも着手していく構えだ。

 高橋さんによれば「公務員の市民サービスは平等・公平が原則。先端の取り組みや成長の可能性を感じる事業者がいても個別の応援ができない」と話す。法人の立場で「ある意味差別的な支援」に踏み込み、強い地域経済をつくるという。

横須賀・三浦版のトップニュース最新6

横須賀市社会福祉事業団が解散へ市指定管理事業外れ「存続困難」 職員解雇で困惑

年末年始どこへ行く?

横須賀三浦

年末年始どこへ行く?

年越し花火やセール情報など

12月27日

ライブ会場など多面展開

三笠公園

ライブ会場など多面展開

整備事業者決定 26年度開園へ

12月20日

紙面から振り返るヨコスカ・ミウラ2024

需要獲得へ「全方位攻勢」

横須賀市ふるさと納税

需要獲得へ「全方位攻勢」

1200品目用意、PRも強化

12月13日

湘南国際村に国際学園

湘南国際村に国際学園

優先権者決定 27年開校へ

12月13日

湘南巻き爪矯正院 

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://shonanmakitume.com/yokosuka/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月20日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 12月6日0:00更新

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook