湘南学院高校ゴルフ部が男女団体で、今月31日(土)に栃木県で開催される「関東高校ゴルフ選手権特別大会」に出場する。12月に三重県で行われる「全国特別大会」の予選も兼ねた同大会。生徒たちは「上位に入り、みんな揃って全国の舞台へ立ちたい」と意気込む。
「神奈川県高校ゴルフ選手権代替大会」が8月31日、中井町で行われ、男女ともに3位入賞を果たし、関東大会への切符を手にした。出場するのは、男子の部が林恭平さん、中村大聖さん、山本歩夢さん、女子の部が越田泰羽さん、倉林夏さん、橋爪莉都さんの6人。上位入賞した男子14
校、女子10校が全国大会出場権を獲得できる。
また個人の部でも2年連続で全国経験がある林さんのほか、中村さん、越田さん、倉林さんの4人が好成績を収め、関東へと駒を進めた。男女上位11人が、12月に沖縄県で開かれる「全国高校選抜ゴルフマッチプレー選手権大会」に進出する。
1年生は初の公式戦
部員たちは全員プロ入りを目指しており、毎週月曜金曜の放課後、佐原にある「横須賀グリーンゴルフ」で長島優プロから指導を受けながら、3〜4時間ほど汗を流す。
1年生で山中町在住の倉林さんは「新型コロナで夏の大会が中止になり、今回初めての公式戦で少し緊張気味。打ち込みや素振りでショットの精度を高め、自信を持ちたい」と奮闘する。同級生で林在住の山本さんは「ゴルフは中学2年から始めたばかりで経験は浅いが高校3年間で周りを追い抜きたい。まずは関東で貢献して男女で全国に行く」と力を込めた。
原プロがメジャー初制覇圧勝するOGに歓喜の声
湘南学院高校出身の原英莉花プロ(21)が今月4日、「日本女子オープン」で優勝し、メジャー大会初制覇を果たした。
2位と4打差をつけ、圧勝するOGの様子をテレビで観戦していた同部の生徒たちは、歓喜に沸いた。高校時代、原プロも練習したという「横須賀グリーンゴルフ」の壁面には現在、優勝を祝うパネルが飾られている。
昨年1年生ながら個人で全国大会に出場し、今年8月の代替大会でもトップ通過で関東へと進んだ越田さんは「原さんは私たちにとって身近な先輩で、活躍する姿に勇気をもらった。私も来年のプロテストに向けて、真剣にゴルフのことを考えるきっかけになった」と目を輝かせた。
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