横須賀港の新港ふ頭で自動車輸出業務を行う相模運輸倉庫株式会社(田浦港町)は、ふ頭荷捌き地の使用許可申請を横須賀市が不許可処分としたことに対し、取消を求めて今月14日、横浜地方裁判所に提訴した。
新港ふ頭では現在、完成自動車の輸出とマグロ輸入の荷役事業が行われている。市では、横須賀新港と北九州港を結ぶフェリー航路開設に際し、ふ頭にターミナル施設等を設ける計画を進めており、これらの工事のため、荷捌きに利用している事業者に対し、使用申請を不許可としていた。同社は「完成車の積み出しが困難となり、業務が継続できない」として訴訟に踏み切った。さらに、重要港湾の管理者である市には「港湾法に則り、現状の港湾計画の変更(フェリーふ頭化)について、地方港湾審議会で意見を聞くべき」としている。
これに対して市は、「訴状が届いていないため、コメントは控える」としている。
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