横須賀市中央図書館郷土資料室は今月20日、浦賀奉行所の建物の構造を記した絵図2点と、燈明堂の裏手に築かれた平根山台場の絵図2点を含む19点の幕末期絵図の所在を新たに確認した。
市内在住の永島義信氏が所有していた。この内、浦賀奉行所の絵図2点は浦賀コミュニティセンター分館(郷土資料館)に展示されている。期間は11月30日(月)まで。片方の図面に、異国船来航時に対応する通詞(=通訳)部屋1室が記されていることから、オランダ通詞が置かれた天保14(1843)年2月以降に描かれたものであることがわかる。同資料室では「奉行所建物構造の変遷が細かく解明できる。異国船の対応などに通詞が常駐していたことを具体的に証明する資料として意義がある」としている。展示室の開館時間は午前8時30分から午後5時。
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