今月30日、市議会定例会の一般質問で中学校の「校則」に関する質疑が行われた。質問に立ったのは小林伸行市議。市内23校の校則を調べた中で、「女子はスカートに限定」「夏もベストを着用」「ツーブロック禁止」といった規定を設けている学校があることから、「性差を定めたり、人権侵害となる校則は廃止すべき」と指摘した。
これに対して新倉聡教育長は「人権侵害に当たるような校則や懲罰はあってはならない」としたうえで、「校則は学校運営を考える中での一部であり、常に見直しがされている。改定などについても毎年、学校評議員やPTAなどの意見を考慮されている」という認識を示した。
また、中学校制服(標準服・ジャージ等)の購入費用が3年間で10万円近くにのぼることから、負担軽減に関して意見を求めた。新倉教育長は「制服は経済的格差を生じさせないためのものという経緯がある。決定は校長の権限という認識で(ジャージのみと規定するなど)市教委から要請するものではない」と答弁した。
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