幕末期に活躍した浦賀奉行所与力、中島三郎助の生誕200年祭が今月25日、西浦賀の愛宕山公園で開かれた。顕彰団体「中島三郎助と遊ぶ会」の主催。この日集まった会員15人が中島の招魂碑に献花を行った。
中島は1821年(文政4年)1月25日に浦賀・川間の地に生を受け、幕臣であることを貫き通し、49年の生涯を終えた。ペリー艦隊来航時に黒船へ乗り込み、アメリカ側との折衝にあたったエピソードが有名。そこで、外国との力の差を肌で感じ取り、日本人の手による最初の洋式軍艦「鳳凰丸」建造の端緒を開いた。
同会では、200年祭の記念事業として中島の生涯をまとめた案内板を製作。横須賀市の許可を得て近日中に公園内に設置する。同会の大内透会長は「中島の碑の前で敬愛の気持ちを伝えることができてよかった」=写真=と話した。
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