「市民のために働きたい」
横須賀市の上地克明市長は先月24日、今年6月に控える市長選挙で再選をめざす考えを表明した。新年度予算が審議されている市議会本会議で、自由民主党の田中洋次郎議員に市長続投の意思を問われ、「4年間全力で取り組んできたが、道のりは半ば。再度、市民のために働きたい」と答えた。同市長選への出馬表明は上地市長が初めて。2月はじめの記者会見では、コロナ対応が最優先だとして、明言を避けていた。任期を迎える年は、最小限度の予算を計上する「骨格予算」が通例だが、新年度予算は”上地カラー”を色濃く反映した通常編成。再選への意欲をのぞかせていた。
上地市長は市議を経て2017年の市長選に立候補。「海洋都市」「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」「谷戸再生」の復活3構想を掲げ、現職らを退けて初当選した。
次期市長選をめぐっては、共産党が支援する市民グループ「横須賀市民の市長をつくる会」が先月から候補者の選定と政策づくりを進めている。これ以外は、いまのところ目立った動きは見られない。同市長選は6月20日(日)告示、同月27日(日)投開票のスケジュール。
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