東日本大震災から10年が経過することを受け、湘南学院高校1年419人は今月10日、宮城県石巻市で「語り部」として活動する永沼悠斗さんとオンラインでつながり、その体験から教訓を学ぶ防災学習を行った=写真。
高校1年の時に自宅が被災し、小学校に通っていた弟が犠牲となった永沼さん。授業では津波に流された当時の状況や瓦礫に埋もれた街がこの10年で復興してきた様子などを詳細に語った。永沼さんは最後に「最大の後悔は家族で災害について話し合わず、大切な人の命を守れなかったこと。これを機に皆さんには周囲との絆を深めてほしい」と締めくくった。
生徒の一人、平野茉那さんは「これからボランティア活動などに参加して、自分や他人の命を守れるようになりたい」と感想を述べた。
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