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岩戸こども園 幼児教育の理想を形に 「大神」施工の新園舎が完成
横須賀市の中でも待機児童数が多いとされる岩戸エリア。裏を返せば子育て世代が暮らす活気あふれる街とも言えるが、働く親にとって子どもの預け先の確保は悩みの種。こうした地域課題と真正面から向き合い、時代の変化に対応した幼児教育と保育ニーズに応えようとしているのが「岩戸こども園」(旧岩戸幼稚園/岩戸3の37の5)だ。1975年創立の伝統を踏襲しつつ、この春から新園舎で幼保連携型認定こども園として新たなスタートを切る。
高台にある岩戸団地の中腹に位置する同園は、約4千7百平方メートルの広大な敷地が自慢。グラウンドにはナイター照明があり、サッカー教室などの園外活動も活発だ。
今回の新園舎建設で、教育と保育を一体的に行う施設に生まれ変わった。放課後の児童を受け入れる学童保育も設けられ、0歳から12歳までに対応する。年齢や保育の必要性などで教室が別けられており、使用するトイレも異なる。すべての子どもが遊びや学びをスムーズに行うための設計と施工が不可欠であり、これを見事に実現したのが横須賀で大きな信頼を得ている建築総合プランナーの「大神」だった。
2階建てとなった園舎はこれまでの約1千平方メートルから約2千平方メートルと2倍の大きさにスケールアップ。壁面収納可動式ステージを備えたホールに、太陽の光が降り注ぐ多目的バルコニーが存在感を放つ。夏場のシーズンはこの場所にプールを設置し、子どもたちが水遊びに興じるという。
随所に子どもの目線に沿った気配りと安全対策が講じられている。ドアの開閉時に指を挟まない工夫や園児の網戸破りを防止するためのスクリーンなどはその一例。同園の山崎一樹園長は「施工者の子どもに対するやさしさを感じます」と満足気な表情を浮かべた。
食育を実践 自園給食
食育の推進を掲げる山崎園長の想いを形にしたのが給食室だ。園児270人分の昼食を毎日調理する。「素材を吟味して温かいものを温かいうちに食べてもらう。ゆくゆくは園内に畑を作って、そこで獲れた食材を使うことも考えている」と展望を話した。
■岩戸こども園/【電話】046・849・1300
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