NPO法人「こどもの夢サポートセンター」(鈴木明理事長=人物風土記で紹介)は今月10日、16歳以上の引きこもり当事者または経験者の交流拠点「夢カフェ」をオープンする。毎週土曜に開放し、利用は無料で、過ごし方や出入りは自由。好きな飲み物を片手に悩みの相談も受けつけ、気軽に立ち寄れる居場所づくりを目指す。
横須賀市から委託を受け、引きこもり者の就労支援などに携わっている同法人。当事者が協力企業との職業体験を通して社会性を身につけているほか、昨年6月には「アウトリーチ」(訪問支援)も開始した。引きこもりから抜け出した人も増えた一方で、その後もセンターを訪ねる人が多かったという。「自宅と職場の往復のみで、ほっとする場がないのでは」と鈴木理事長は危機感を募らせ、市に相談。日常の中で心の拠り所となれるようなカフェを運営することに決めた。
鈴木理事長は「テレビを観たり、パソコンやゲームをしたり、出来るだけ利用者の要望を尊重し、相談にも乗りたい。のんびりできる快適な場所を提供できれば」と話している。
場所は小川町28の1横須賀ハイム205。各日午後1時から4時。問い合わせは法人事務局【電話】046・876・7151
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