湘南地区を題材とした小説を発表している大地蒼梧さん(鎌倉市在住)がこのほど、『連鎖の海〜逗子開成中學ボート遭難事故の謎』(風詠社)を出版した。
1910(明治43)年に発生し、12人の若者の命が奪われた表題の事故を物語の下敷きにした。日本中が悲しみに包まれたことで知られ、今なお語り継がれている。大地さんは「起きた原因」「消えた遭難者」「事故の記憶が語り継がれている理由」という3つの謎にスポットを当て、当時の新聞記事や出版物など膨大な資料にあたり、独自の視点から考察を重ねた。登場人物たちが織りなすドラマを生き生きと描写したフィクション作品。鎌倉市内にある島森書店ほかで購入できる(1540円)。
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大地さんの著書を20人に。希望者は住所、氏名、年齢、連絡先を明記し、〒238―0032横須賀市平作1の12の8タウンニュース横須賀支社「プレゼント」係へ。6月11日(金)締め切り(当日消印有効)。
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