神明町にある「くりはま花の国」では今月中旬から、紫や白色のアガパンサス(紫君子蘭)の花が咲き始めた。
南アフリカ原産の多年草。日本に渡ってきたのは明治中期ごろとされ、アジサイとともに「梅雨の花」として多くの地域で親しまれている。ギリシャ語で「愛の花」という意味が名前の由来だ。
同園のコスモス園付近を歩くと、沿道にボリューム感のある花々がズラリと並んでいる。これからの時期、クロアゲハが黒い大きな翅(はね)をはためかせながら花に群がり、甘い蜜を吸う姿を見ることができるという。
広報マネージャーの森田馨一さんは「来月中旬ごろに開花のピークを迎える。爽やかで涼感のある花を楽しんでもらえれば」と話している。
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