横須賀市は今月19日、長引く新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けている地域経済の立て直しを目的に「よこすか『地元のお店』応援券」(プレミアム付き商品券)を発行すると発表した。昨年に続いて2度目の実施。市内の消費喚起を促すことで事業者支援につなげる。発行総額25億円(20万冊)で、前回の22億円(17・6万冊)よりも積み増すことで実効性を高める。
25%上乗せ 9月上旬申込み
冊子形式の商品券は25枚つづりで、小型店のみの「専用券」16枚と大型店・小型店で使える「共通券」9枚から成る。
販売価格は1冊あたり1万円で1万2500円分の買い物ができる。プレミアム分(25%割増)は市が負担し、国の臨時交付金と市のコロナ基金で充当する。度重なる時短要請や酒類提供の停止で苦しい立場に追い込まれている飲食店を中心に、幅広い業種店舗の事業継続を下支えする。
購入対象は、市内在住・在学・在勤者で1人5冊まで。9月上旬からハガキまたは専用ウェブサイトで申込みを開始する予定。10月に販売と利用ができるよう準備を進める。応援券が使える店舗は前回約2千店あったが、今回も同規模を見込む。発行にまつわる事務作業は民間事業者に委託する。
市と横須賀商工会議所は昨年6月と今年2月にウェブで購入する電子版の応援チケットを販売したが、冊子版を求める事業者や店舗が多かったことから紙媒体による発行を決めた。
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