県立神奈川近代文学館(横浜市中区山手/港のみえる丘公園内)で開催されている「佐藤さとる展」に関連した展示が、絵本カフェ「うみべのえほんやツバメ号」(津久井1の24の21)で開かれている。
代表作の「コロボックル物語」シリーズや、自伝的作品「わんぱく天国」は佐藤さんの出身地・逸見が舞台。市内では市民団体が小学校等で作品展示会を行うなど「佐藤さんが育った町」として、世代を超えて発信している。同店での展示はこうした活動に関連したもので、店内の「かべギャラリー」に、佐藤さんの作品で多く登場する椿の木をラシャ紙で表現し、その下に表紙や直筆メッセージなどを展示している。店主の伊東さんは「次に次にと読み進めたくなる作品ばかり。これを機会にその世界に触れてほしい」と話している。展示は8月31日(火)まで。
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近代文学館では約450点の資料で佐藤さんの生涯の軌跡を辿っている。館内では物語の舞台となった逸見の風景が放映されているほか、「コロボックル物語」シリーズなどの表紙・挿絵を担当した村上勉さんの原画も展示。開催は9月26日(日)まで。
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