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神奈川歯科大附属病院 アルツハイマー病を早期発見 MRI画像のAI診断を活用
国内の認知症患者総数は600万人と推計されており、6人に一人が発症する計算だ。にもかかわらず、治療法は未だ存在していない。そうした中で新薬の登場という一筋の光明が差し込んだ。今年6月にアルツハイマー病(AD)の抗体治療薬が米国で承認され、実用化となった。これにより症状の進行を抑えることができるという。わが国でも来春の迅速承認が期待されている。
神奈川歯科大学附属病院 認知症・高齢者総合内科の眞鍋雄太教授によれば「夢の治療薬といえるが、すべてのADに適応する訳ではない。極々早期の軽度認知障害のADが対象」と説明する。認知症を発症する前の早い段階でADの可能性を把握できれば、新薬を用いて進行を防ぐことが可能であり、先制的予防介入の重要さを説いている。
そこで眞鍋教授は、ADと密接な関係のある海馬の萎縮状態がわかるMRI検査に着目。MRI画像=写真=をAIでデータ解析することで、個々に応じた予防策を提案できるという。同病院では、次世代型のMRI画像診断「Brain SuiteR」を導入しており、これを用いた検査を行っている。
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