県立海洋科学高校(長坂)で10月29日、文化祭が開かれ、プログラムの一つとして「eスポーツ大会」が実施された。
横須賀市は2年前からゲーム用高性能PCを市内の高校に無償で貸し出す取り組みを行っている。同校でも情報通信クラブの部活動で使用。今大会はその延長線として、生徒会が企画した。
体育館にはスモークが焚かれ、色鮮やかなレーザービームで演出。各クラスが選抜した代表選手4人ずつで白熱したレースゲームを展開し、巨大スクリーンに映し出されたデッドヒートに、会場は大いに沸いた。
大型イベントで音響や照明、映像オペレーションなどを手掛ける「電音エンジニアリング」が、市を通じて協力。同社スタッフから指導を受けながら生徒が専用機材を操作し、大会のムードを盛り上げた。カメラワークを担当した大山竜聡さん(3年)は「大会前にクラスメートで作戦を立てる中で強い絆が生まれた。昨年は作品展示だけで寂しかっただけに、いい思い出ができて良かった」と感想を述べた。
当日は、授業風景を生徒が制作・編集したクラス動画や軽音楽部の演奏なども動画投稿サイト「YouTube」で生配信。コロナ感染防止のために足を運べなかった保護者らが視聴した。
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