横須賀中央駅近く社を構える諏訪神社が2年後に鎮座450年を迎えるにあたり、経年劣化が進んでいた社殿屋根の改修を来春から行う。今月から神社と氏子会が中心となり、その改修費用への協力を求める奉賛活動が始まった。
現在の社殿は大正年間に建立。年々老朽化が進んでおり、小規模な補修を重ねてきた。そうした中、一昨年秋に横須賀市内でも大きな爪痕を残した大型台風により、社殿の屋根瓦が飛ばされるなどの被害を受けた。社殿は木造で、部材も限界を迎えつつあったことから、大掛かりな改修を決断した。小池千穎宮司は「コロナ禍で地元経済と同様に神社を取り巻く環境も厳しい。地域の人たちの心の拠り所として今後も栄えていけるよう、力添えを頂ければ」と呼びかける。
総工費は約2千万円。奉賛金は社務所で直接受け付ける。金額に制限はなく、3千円以上で特製絵馬、1万円以上で新たな屋根瓦の裏に奉賛者の住所と氏名を書き残せる特典が用意されている。
問い合わせは同社【電話】046・822・0208
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