社会課題の解決に挑んでいる団体などの事業を支援する日本たばこ産業(JT)神奈川支社の2021年度「SDGs貢献プロジェクト」に、三浦半島の里山再生と生物の多様性を守る活動に取り組むNPO法人「三浦半島生物多様性保全」(天白牧夫代表)が選ばれた。
里山の谷戸に棲息する生物を観察し、環境条件の変化の目安とする「指標生物」のチェックリストを横須賀市自然・人文博物館と連携して作成するほか、絶滅危惧種を保護していく同法人の提案が採択された。
JT神奈川支社は、同NPO法人に1年間の活動費として200万円を助成するとともに、両者がパートナーシップを組んで「環境保全」を柱とする種々の活動を展開していく。
天白代表によれば、休耕地を水田とする取り組みや子どもたちに身近な生物に親しんでもらう課外学習などを計画しているという。
JTでは、「格差是正」「災害分野」「環境保全」の3つを重点領域に掲げ、SDGsの達成に資する地域の取り組みを支援している。
県内では、海をテーマにした環境保全の研究・調査と啓発を行うNPO法人「ブルーマリン鎌倉」も今年度の助成団体に選ばれている。
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