三浦半島地区の建設業や改修事業者14社で構成する、一般社団法人三浦半島建物改修工事業協会(岡田成煥代表理事)は4月18日、株式会社富士防(森崎)で特別講演会を開いた。
講師に招かれたのは、学校法人関東学院理事長の規矩大義氏。地盤防災工学などを専門としている同氏が、「想像力こそが最大の備え〜三浦半島の危機管理〜」をテーマに講演した=写真。現在、都の防災会議・地震部会の専門委員としても活動していることに触れ、既存の防災マニュアルの課題を指摘。被害が多様化している中で、「命を守るポイントは、何が生じるかを創造する力」と語った。質疑応答では、参加事業者が塩害による建物の腐食を例に挙げ、大学の技術研究との連携を要望。講演には市職員も参加しており、同氏は「災害防止のために地域の産学官の繋がりを深めることは意義深い」と期待を示した。
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