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久里浜の就労支援施設 名産品の開発に挑戦 おみやげコン出品も
障害者の就労と社会参加の後押しを行っているNPO法人「湘南国際アップ」では、利用者とスタッフが協力して地場の食材を用いた名産品の開発に取り組んでいる。久里浜の黒船仲通り商店街に開設している総菜店「揚げたて屋」で販売していくほか、横須賀市観光協会が出品を呼び掛けている「おみやげコンテスト」にエントリーすることもめざしている。
同法人は一般的な就労が難しい障害者などを受け入れる「B型」と呼ばれる事業所。現在は3人の利用者が店頭販売や製造の補助を行っている。
障害者支援法の規定で、利用者の工賃は店舗の売り上げに応じて支払われる仕組みとなっており、自立支援をより進めるため、人気商品を生み出して売り上げアップを図る考え。「全国の就労施設の平均工賃は月額1万6千円前後だが、当店では4万5千円以上をめざし、利用者に還元していく」と責任者の池田雅夫さん。商品開発を通じて探求心を養うことや地域交流への発展も期待している。
アイデアを出し合う会議では、「看板商品のひじき入りコロッケをもっと美味しくできないか」「浦賀で生産されているレモンやブルーベリーを使ったスイーツがつくれないか」などの建設的な意見が飛び交った。
同法人では、障害者と地域をつなぐ独自の取り組みを進めており、利用者を募っている。
仕事内容や勤務形態などの相談は同法人【電話】046・822・1372
NPO法人 湘南国際アップ(黒船仲通り揚げたて屋)
横須賀市久里浜4-7-11
TEL:046-822-1372
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