横須賀市は、死亡届提出後の市役所での各種事務手続きをサポートする「おくやみの窓口」を本館1号館1階に新設した。必要事項の確認や担当課への案内などを行うことで、漏れや不備なくスムーズに手続きを進められる。同窓口では「市民の不安と負担の軽減になれば。ぜひ相談を」と呼び掛けている。
市によると、死亡に伴う市役所でのおもな事務手続きは個々の状況に応じて異なる。住民登録や保険など12の分野に分かれ、そのほとんどが担当課または各行政センターなどで決められた期限内に行う必要がある。
「『不慣れな上、煩雑でわかりづらい』という市民の声があった」と話すのは、地域支援部窓口サービス課。親族を亡くした直後、精神的負担の大きい遺族をサポートする行政サービスは全国の自治体で独自に行われており、横須賀市でも導入することになったと説明する。
開設場所は市役所本館1号館1階窓口サービス課8番窓口で、【1】「おくやみの手続きのご案内」の配布【2】必要な手続きの確認【3】種類に応じた担当課への案内や被保険者証等の返却受付・届出書様式の配布-などに対応。届出人が事前に必要事項を把握することで、時間短縮や手続きの漏れ防止を図り、負担軽減につなげる。
受付時間は午前8時30分から午後4時30分(土日祝・年末年始除く)。予約不要。
手軽なウェブも
また、同様の情報収集は、来庁不要でパソコンやスマートフォンでもできる。
専用サイト「手続きナビ」(【URL】https://yokosuka-city.supportnavi.jp/)で、およそ20の質問に回答すると、個々の状況に応じた必要な手続きや持ち物、届出先の課などが一覧で表示されるという。
詳細は同課【電話】046・822・8213
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