市立鴨居小学校の5年生約70人が9月7日、観音崎のたたら浜でマダイの稚魚放流を体験した。
地元の海や生き物に親しんでもらおうと観音崎自然博物館が主催する恒例イベント。この日は三浦市にある(公財)神奈川県栽培漁業協会で体長5cmほどまで育てられた約200匹の稚魚が、子どもたちによって一斉に海へと放たれた=写真。
1962年、水産学博士だった同館の初代館長が世界初のマダイの人工ふ化に成功し、鴨居の海で放流。日本の栽培漁業(種苗生産)の基礎を築いた歴史やマダイの生態などについて河野えり子館長が説明すると、児童は真剣な表情で耳を傾けていた。
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