道幅の狭い路地や車の侵入が出来ない階段地帯にある「谷戸」と呼ばれる住宅エリアの活性化アイデアを募っていた横須賀市は、根岸町で学童保育運営などを行っている「一般社団法人Miraie(ミライエ)」を2022年度の補助金支給対象者に決定した。空き家を活かした地域交流拠点を継続運営してもらう。
市が募集していたのは、「谷戸地域コミュニティ再生提案事業」。今年度は3件の応募があった。同法人は、学童保育、自然体験サークルなど複数の団体が協力して、ひとつのコミュニティを運営。根岸町の高台にある築60年超の古民家と築90年超の蔵を拠点に活動している。
根岸町は市が定める対象谷戸地域から外れるが、近隣の三春町の谷戸がそれに該当し、エリア一帯で活性化事業を展開することで認められた。
今回、同法人は100万円を上限とする助成を活用して建物の一部改修を行い、年間を通して地域の人たちが訪れることのできる環境を整備する。先行して4月にスタートしている学童保育に加え、マルシェやプレーパークなどのイベントを実施していく。不登校児童・生徒の居場所としても機能させる。趣のある蔵はギャラリーとして貸し出すことも検討しているという。
イベント情報などは同法人のホームページ(【URL】https://www.miraiemura.com/)で発信。
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