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横須賀・三浦 教育

公開日:2023.04.28

大津中
「好きなことを仕事に」
若手起業家が特別授業

  • 炭田さんの授業を受ける生徒ら

 挑戦することの意義を学ぶ機会として、若手経営者が「起業」をテーマに語る講演会が4月20日、大津中学校の3年生を対象に開かれた。横須賀市産業振興財団の主催。

 全国各地で社会事業やまちづくりに取り組む経営者6人が登壇。それぞれが各教室で起業のきっかけや「まちづくり」へのかかわり方などを講演した。

 登壇者のひとり、炭田健太郎さん(株式会社FIDEAL代表 )は、授業最初の1分間で「自分の好きなこと」を書き出させ、「今挙げたことで生きていくことができる。これが起業です」と魅力を語った。講演後、生徒からは「経営する上での苦労はありましたか」「事業のアイデアを出すコツはありますか」などの質問が飛び交った。

7月に起業実習

 大津中では「総合的な学習の時間」で「地域資源を活用した起業」を学ぶカリキュラムを導入。事業を起こす意義の理解から実践までを3年間かけて学び、自ら考え行動する力を養う。学習の集大成として、5月には福島へまちづくりを学ぶ研修旅行に赴くほか、7月には横須賀での起業を想定した実習を行う。

 中高生に将来の選択肢として起業を考えてもらう今回の取り組みは、同財団の「よこすか起業部」と連動している。今年2月には三浦学苑高校で同様の講演会が行われており、今後も地域に根差した人材の育成をはかる取り組みを行っていく。

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